今回は日本の芸術家でもある「あおいうに」さんについてご紹介したいと思います。
幼少期から芸術の文化に興味を持ち、そのころから絵を描いたりすることが好きだったそうです。
その才能は素晴らしく現在に至るまで、数多くの賞を受賞したり、展覧会を開いたりと活躍の場を広げています。
そんなあおいうにさんですが、普段は芸名で活動されていて、本名は非公開と思っていたのですがじつは本名も公開されており、経歴などもくわしく紹介されていました。
そこでこちらの記事では
- あおいうにさんの本名
- あおいうにさんの年齢や出身地や経歴
- あおいうにさんの活動について
以上をお伝えしていこうと思います。是非最後までお付き合いください。
あおいうにとは?
あおいうには、1991年5月14日生まれの日本の芸術家です。
茨城県日立市出身で、東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業し、Art Lab TOKYOという画廊に所属しています。
ネオ抽象主義絵画の旗手の一人といわれている彼女は、色彩豊かで動きのある作品や、自身のIカップの胸を使って「おっぱいペインティング」というパフォーマンスを行うなど、多彩な表現方法で注目を集めています。
また、ポエトリーリーディングとの共演や、「メンヘラ展」という自身の問題から脱出するための展示も行っています。
あおいうにの本名は?
他のお写真はこちら。 pic.twitter.com/aZQrit7P2H
— あおいうに🍣5/26-31新宿眼科画廊「理性のけだもの」 (@aoiuniart) May 11, 2023
https://platform.twitter.com/widgets.js
あおいうには芸名で、本名は河野麻実(かわの あさみ)です。
2019年に一時期「河野あさみ」と改名しましたが、2021年までには再び「あおいうに」に戻しています。
彼女は、自分の名前について「あおいうには私が作り出したキャラクターであり、河野麻実は私が生まれた時から持っている名前です。どちらも私ですが、別々の存在でもあります」と語っています。
あおいうにの年齢や学歴や出身地は?
あおいうには2023年現在31歳です。
出身地は茨城県日立市で、幼少期から絵を描くことが好きだったそうで、学歴は東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業しました。
彼女は、インターネットカルチャーにも興味を持っており、インターネットを活用して自分の作品や活動を発信しています。
あおいうにの絵画の特徴は?
私にとって絵を描く行為は美術という信仰に対する儀式である。シャーマンのように「何か」に取り憑かれて描いているのかもしれない。白い衣装と白い敷物は、絵に邪魔な影響を与えないためだ。 pic.twitter.com/DocJ8e8iP4
— あおいうに🍣5/26-31新宿眼科画廊「理性のけだもの」 (@aoiuniart) May 12, 2023
https://platform.twitter.com/widgets.js
あおいうにの絵画は、アクリル絵の具を使って即興的に描くことが多いそうです。
色彩豊かで動きのある作品が多く、ペインタリーなタッチが特徴的で、彼女は「絵を描くことは美術という信仰に対する儀式であり、シャーマンのように何かに取り憑かれて描いている」と語っています。
また、自身のIカップの胸を使って「おっぱいペインティング」というパフォーマンスも行っており、水着に着替えた後にボディクリームを全身に塗布し、その上から絵の具を塗り、床に敷いた支持体へ乗りつつ全身を使って絵を描いていくもので、「即興で描いていくので、何が出来るかわからないワクワク感がある」と語っています。
あおいうには、速筆であり、アクリル絵の具を使って2〜3時間で作品を描き上げることが多く、30分で描くこともあります。
あおいうにの絵画の評価は?
あおいうには、多くの賞歴や展覧会歴を持っています。
下記に簡単にまとめていきます。
年 | 賞歴 | 展覧会歴 |
---|---|---|
2012 | ポコラート全国公募 入選 | - |
2014 | ACTアート大賞展2014 優秀賞GEISAI#20 ポイントランキング9位 | GEISAI受賞者展 メンヘラ展 メンヘラ展2 |
2015 | ACTアート大賞展2015 優秀賞
ターナーアワード2015 未来賞 |
メンヘラ展 Special メンヘラ展 2.5 前半 メンヘラ展 2.5 後半 メンヘラ展 Dream 透けたユートピア |
2016 | ACTアート大賞展2016 佳作 | aoiuni |
2018 | ワンダーシード 入選 | 公募落選展 向こう側に渡ったら ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~ PartⅡ |
2019 | - | 脱あおいうに展〜新章開幕〜 |
2020 | - | 鬱物語 みてわかるもの ダハ! |
2021 | - | わたしは撮った⇔撮られた~アイドルなんかなりたくない~ MATERIAL 非現実の人たちへ |
2022 | 第31回全日本アートサロン絵画大賞展 自由表現部門 入選 | AHEGAO EXHIBITION 2022 VU !Ⅱ |
2012年から2018年までにポコラート全国公募展やACTアート大賞展などで入選や受賞を果たしました。2015年にはターナーアワード2015未来賞を受賞しまし、2014年から2017年までは「メンヘラ展」という自身が主催するグループ展示を継続的に開催しました。
その他にも「ブレイク前夜〜次世代の芸術家たち〜」や「ダハ!」などの展示に参加しています。
2021年には「給与明細」や「月曜から夜ふかし」や「ノブナカなんなん?」などの番組で「おっぱいペインティング」を披露しました。また、2021年7月3日にはテレビ朝日の「ノブナカなんなん?」の企画「お金持ち芸能人、アートを買う!」に出演し、自身の作品が30万円で吉村崇に購入されました。
あおいうには、書籍にも掲載されています。2014年には中ザワヒデキの『現代美術史日本篇 1945-2014』に掲載されました。また、noteやTwitterなどのSNSでも自身の作品や活動を発信しています。
まとめ
以上が、あおいうにという画家についての紹介でした。
もう一度まとめると
- あおいうにの本名は河野麻実(かわの あさみ)
- 1991年5月14日生まれの31歳
- 2012年から現在に至るまで数多くの受賞歴と展覧会を開催
- 「おっぱいペイティング」という独自のパフォーマンスがある
あおいうには、性や死といったテーマを扱うことが多く、その背景には統一教会で育ったことが影響していると思われます。
その抑圧から解放されたいという思いが、彼女の作品にも表れています。
あおいうには絵画や美術を自分のアイデンティティとして生きており、それを止めることは死を意味すると言っており、彼女の絵画は、色彩豊かでダイナミックでありながらも繊細で感性的です。
彼女の作品からは、彼女自身の感情や思考や願望が溢れ出だした作品は、観る者にも様々な感情や想像力を刺激します。
あおいうには、日本の現代アートシーンで活躍する若手画家の一人です。
彼女の作品は、今後も注目されることでしょう。