教場0最終話の戸崎の『妹はどこだ?』の意味
警察学校におけるクラス、それを「教場」と言います。
一般の方たちには馴染みのない場所ですね。
警察を主人公のドラマやアニメ・小説は多数ありますが、長岡弘樹さん作の「教場」はあえて警察学校を舞台としそこの教官を主人公に据えた作品となっています。
累計発行部数は130万部以上、ぜひ読んでみてはいかがですか。
風間公親教官役を木村拓哉さんが演じることでドラマ作品も大ヒットしました。
そして今年6月、フジテレビ開局65周年特別企画として「教場0」が放送されたのです。
なぜ「0」か、これは警察学校赴任前の風間を描いた作品だからです。
刑事指導官であった風間、若手の刑事とバディを組んで殺人事件の捜査を行う中で彼らに刑事としてのスキルを学ばせていました。
「風間教場」ではなく「風間道場」です。
若手刑事役としてさまざまな人気俳優さんらも登場し、話題となってるようですね。
6月19日最終回を迎えたわけですが、そこで登場人物の一人であり森山未來さん演じる戸崎の発した「妹はどこだ?」が物議を醸しだしています。
逃亡中だった戸崎が起こしたと思われる殺人事件が発生。
有機化学者にして大学教授の清家総一郎氏の邸宅で、その娘の夫で無職の甘木保則が背中に千枚通しが突き刺された状態で発見されました。
千枚通しは持っているも証拠不十分だった戸崎、結局起訴に至ることはありませんでした。
捜査一課を去ることを決めた風間、こまめにお世話をしていた花壇の前に立ちます。
エンディング曲も流れ、もうこれで本当の最終回。
風間ロスに苦しめることとなるのねとファンの方たちも思っていたのでは。
なのですが、エンディングの後にふと気配を感じて振り向いた風間の前に戸崎が現れます。
そしてこのセリフです。
これで終わり、はないでしょう。
6月26日、特別編が予定されています。
その時に本当の意味での最終話となるのではないでしょうか。